ソウタ結婚式

2009年3月16日。
私の親友とも呼べる人が結婚した。まだまだ実感がわかない。
そもそもソウタとは大学時代に知り合い、くだらないことをたくさん言って、はしゃいで、笑い合った仲だ。知り合ったばかりの頃がついこの間のことのように思える。18歳だった。本当にお互い子供で、若いって言ってれば何だって許されたように思える。なにか面白いことがあればすぐに口に出し合い、二人にしか解らないようなシュールで少し寒い感じのギャグもなぜか私の記憶には輝いている。
ソウタはホルンが大好きで、音楽が大好きで、時々「どうしてこうも真剣になれるのか」となぜか尊敬というかうらやましいというか、とにかく音楽から離れ冷めていく私にはその情熱が熱すぎたのかもしれない。今でも音楽と共に生き、高みを目指すソウタに心のどこかで私は嫉妬しているんだろう。
とにもかくにもソウタは結婚した。音楽でつながり、知り合った彼女(奥さん)と。
結婚式はベタだったけれど、とても心がこもっていて素敵だった。なによりこの歳でこれだけ盛大に結婚式を行えるソウタは、それだけで人生成功で、これからも順風満帆なのだろう。友として、今、この瞬間に親友の結婚する晴れ舞台をきちんと自分の目で見送ることができたことを誇りに思う。
普段はなかなか恥ずかしくて面と向かって言えないけれど、一言だけ。
「おめでとう。私はソウタの幸せを願い、健やかで華やかな人生となることを祈っているよ」
NIKON FM3A Ai-s NIKKOR 50mm
NIKON FM3A Ai-s NIKKOR 135mm
セレモニー。その笑顔が一生続きますように・・・
NIKON FM3A Ai-s NIKKOR 50mm
全員で風船を飛ばした。風船は太陽を目指すように舞い上がった
NIKON FM3A Ai-s NIKKOR 135mm
ケーキカット。なぜ結婚式はケーキをカットするのか?誰か教えて
NIKON FM3A Ai-s NIKKOR 50mm
白い天使の羽をグラスに入れた。グラスは輝き神秘的な光に包まれた
NIKON FM3A Ai-s NIKKOR 135mm
新婦が手紙を読む。定番だけど泣ける。さりげなく気遣うフリをするソウタがうさんくさい(笑)
NIKON FM3A Ai-s NIKKOR 50mm
なぜ?二次会までケーキを切るのか?だれか教えて
NIKON FM3A Ai-s NIKKOR 50mm
人はきっとひとりじゃない。仲間のために、これだけの多くの人が集まる。私たちがいる。つらいことがあったり、何かに躓いたとき、私たちは君のそばにいる。

ゴールデンウィークといえば

2006年GW。毎度おなじみのメンバーと再会すべく実家長野に帰省。どんな長期連休も欠かさず麻雀をやっているが、それは夜のこと。GWにも毎年欠かせない行事がある。新潟へ行って釣りをすることだ。かれこれ7年ほどになる。
昔から釣りが好きで、7年前車の免許をもっていなかった私が、どうしても釣りに行きたくて友人のシショーに車を出してもらい半ば無理やり決行したことにこの伝統は始まる。最初は3人で私とシショーとキヒロだけだったが、後にタイチという強力(?)な八百屋も加わり、毎年楽しませてもらっている。いつもありがとうみんな。
昨年は、道中突然タイチの勤める市場から「白川のネギが冷蔵庫に入っていない」というクレームの電話がきて、慌てるタイチに大爆笑だった。
毎年行っている新潟の直江津港は、私が小学生のころはとてもにぎわっていた。絶好の釣りスポットとしてカレイやキスやアジがよく釣れた。しかし時が過ぎ、北朝鮮拉致問題の露出が多くなるにつれ、漁港は次々と閉鎖され、穴場と呼べる場所も次第に減っていった。悲しいことだけど、そんなことでめげる私ではない。いろいろ探しまわってなんとか人の多い活気ある釣り場をみつけた。
釣り旅4年目、初めて出会っていろいろ教えてくれた見知らぬおっちゃん。奇跡的に2年連続で同じ場所で再会なんてこともあった。タイチの予備校時代の先生に偶然出会ったりもした。こういう出合があるからまた楽しい。喜びを分かち合う仲間がいればなおさらだ。
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ルアーでこんな鰆も釣れるんです。キヒロはこのためにジグを6匹沈めた(笑)
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引きが強くて、釣った後は興奮です。でも最近当たりなしで帰宅することも・・・
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家で塩焼きにしたらおいしかった。今度は静岡にでもいってみよう

会社の若者キャンプ

2006年夏。会社の若者を主体にしたキャンプが行われた。私達も同期と一緒に参加した。山梨県の西湖という富士五湖のひとつにある畔のキャンプ場だ。基本昼はレクレーション、夜は飲み。まったく芸が無いといったらそれまでだが、キャンプ場では「何をやるか」など全く問題ではなく、「誰と何を楽しんだか」が大事だと思うから、いい思い出だったとしておこう。
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一歩外を出ると広がる湖畔。少し曇っているぐらいが風情があって良い
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ケンイチとキョウヘイ。同期です。この気だるさこそ我が同期の証(笑)
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全然関係ないけど、同期つながりで我が心の友イソちゃん。研修中の頃の寮にて
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伝説の男ユウゾウ。彼の武勇伝はここから始まった。「西湖サイコー!」は彼のだだすべりの真骨頂である
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前述の通り、コンデジで背景をぼかすの難しい。色合いも偽色を避けられないのが今のレベルかと・・・(後に手にするフォビオン搭載のシグマDP-1を手にするまでは避けて通れぬ道と考えていた。詳細は後ほど)

横浜

コンデジの写真が多すぎてまだまだコンデジ時代の写真が続きそう。
会社に入って間もない2006年の5月、当時神奈川県で研修をしていた私はよく横浜をぶらぶらしていた。横浜は独特だ。行政の部分でよく地元長野が「独立共和国」と言われるが、ここ横浜は風景としてどこにも真似ができない完結性をもった都市だと私は思う。港町として栄えてきた文化を現代のインフラと絡め合わせて「お洒落な都市」を創り上げた。「みなとみらい」もさることながら、ちょっとした裏路地や繁華街から離れた町もなぜか「お洒落」という言葉がよく似合う。私の大学時代の尊敬する先輩で何をやってもハイセンスな人がいるが、ここ横浜で育ったと言われれば納得できる。
この横浜という街は私にとって多くの記憶が残る場所・・・。港から海を眺めながら、私は多くの想いを見送った。今更多くは語るまい。横浜にもまた思い出があるのだ。
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駅を出ようとすると必ず見かける噴水。これを見ると横浜に来たって気がする
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晴れた日にこの山下公園に来ると、さわやかな風とともに気分も晴れる
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写真はむごいが、実際の夜景はすごく綺麗。愛を語るよりも恋を語る方が似合う街・・・なんて思うのは私の記憶がそればかりだからだろうか。友人が可愛い後輩と付き合いだしたのを聞いたのもここだったし、ある人の一途でどうしようもない想いをただ聴いていたのもここ横浜であった。
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赤レンガ倉庫。夜になるとライトアップされる。そう、この街はライトアップが大好きなのだ(笑)

大学卒業式

2006年3月、私は大学を卒業した。それまでの人生で経験したことのない、体たらくだけどスリリングな毎日が終わる・・・。毎日が楽しすぎた。楽器を弾いているときも、仲間と笑っているときも、本当の自分がそこにはいたんだなって今更実感。
今になってみれば、もっとあのときを大切に生きていればよかったなんてね、ちょっと自己嫌悪。
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この文学部棟で毎日勉強・・・してなかった(笑)
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私が大学2年の時に完成したCスクエア。サークル棟の割には豪華だった
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女の子をみると口癖は「携帯の番号教えて」のスダタク
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クラスのみんな元気かな?
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私の先輩ダイモンさんとエーコさん。卒業できたんですね・・・(笑)
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この駐輪場を抜けると部活だーって感じでした。
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毎日練習した駐車場。ここで休憩したり、怒られたり、喧嘩したり、会議したり。万能スペースだったんだね
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今となっては毎日ここで合奏していたなんて信じられないぐらい夢のような時間だったかも。本拠地「ダイサン」
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キンチャン。ジャカルタに行っても元気でね
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ウジイエはもうすっかりお母さん。元気な赤ちゃん生まれてよかった
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そしてその子供は即、ヤハギとセキドさんの養子になるのであった(笑)
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ナエチャンは公認会計士になったね!夢がかなって一番うれしいのは間違いなく私
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でました。ハタケヤマモモキ「はい!!」
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卒業できていないのに誰よりも笑っているガースー。キモかわいいのパイオニア
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ミマ!オクダ!フルヤマ!・・・あ、マサオさんだった

みんなで集合写真(全員ではないけどね)
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サークル事務局での2次会。「もうお別れね、寂しいわ」ってリサ・ステッグマイヤーも言っている。

ディズニーランドかディズニーシーか・・・

私が高校3年の春だったか、ディズニーシーがオープンした。当時彼女もおらず、高校の友人男3人で乗り込んではしゃいだ記憶がなつかしい。高校時代に一人生を共にしたマツダ先輩とイッシ君。元気かな。最近全然会ってないな。久しぶりに会いたいな。男だけで行くディズニーシーは意外と楽しい。当時は彼女がいない寂しさに青春を感じたり、失恋したり、そんな自分たちに酔っていたのかも。
初めて体験するディズニーリゾートが実はこの時で、ランドなんて行ったことが無かった。インディージョーンズに乗って、まるで冒険しているかのような気分になったり、センターオブジアースにのってワクワクドキドキしたり、海底2万マイルで微妙・・・って思ったり。夜になるとカップルだらけになって、ショーを見ているカップルの後ろでイチャつく様子を実況中継したりしたっけな。楽しかったとにかく。
あれから数年たった2006年春。久しぶりにディズニーシー。大学に入ってからユカと一緒にいるようになってディズニーフリークの仲間入りしている私がいた。よくランドが好きかシーが好きかって質問あるけど、私の答えはいつでもシー。作り物と思いながらもあの中にいるといつでもワクワクできる。子供のころに来ていたらもっと夢いっぱいだったのかも・・・。風景も非日常で、何もかも現実を忘れられる。(現実逃避したいわけじゃないけど)写欲を掻き立てられるっていうのかな。そんな感じで。
青春時代の思い出もあり、春のにおいを感じると必ずいきたくなってしまうから不思議。本当に人間の季節を感じるにおいって不思議だ。でもなんかいい・・・。
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アラビアンコーストにてミッキーと遭遇
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ミニーもいた。当たり前か・・・
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気だるそうな演技と見せかけて休むキャストさん
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こういうのがホント非日常です
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これだけ見ればタイかインドに行ってきましたって言ってもバレない
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キングダムハーツっていうゲームをやってアリエルが好きになりました
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ミシカが始まる以前の昼のショー。もうやってないね・・・。
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ジョーン:「勝負しますか・・・」
マイケル:「やっときますか・・・」
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ジョーン:「今日やる気ありすぎじゃね?マイケル」
マイケル:「こっちも必死なのよ・・・仕事ないから・・・」
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ジョーン:「あっぶねーマジ必死すぎ」
マイケル:「はっはっはっはー♪」
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はい、お疲れ様
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おう、チップかデールかわからんぜ
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ベネツィアンゴンドラのおねえさん。笑顔が素敵でした
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実はこのときタワーオブテラーが建設中。感想はまたの写真で

コンデジの時代〜FUJI fine pix F11 その1〜

2006年3月。1年ほど使っていたFUJI fine pixz01だったが、プリントした時のネムたさや暗さに気づき始めてもっと画質をくっきりさせたいなんて思って買い替えた。デジタルにデジタルっぽく無さを求める私の無謀な欲もここから始まってしまったのかもしれない。
よりよいものを考えた時にまず考えるのはカタログスペック。当時カメラの原理について無知であった私は他の家電と同じように性能比較する以外に方法がなかったのだけど、これが以外にも勉強になった・・・ような気がする。
単純に比較して数値が高い部分があればそこが所謂「画質」に影響しているのではないかという素人考えだ。(デジタル時代の弊害か、私の中で銀塩主流となった今では、カメラについてはスペックでは語れない良さ悪さがあることを知っている)
CCDについてはz01が1/2.5型なのに対してF11は1/1.7型。若干大きい。しかしこの素子の「若干」が得られる写真を大きく変えることを初めて知った。またFUJIはスーパーCCDハニカムなる蜂の巣構造(素子を円に近づけることによって記録画素数を増やすことができる)の画期的なCCDを採用していることも知った。このF11は「スーパーCCD ハニカム V HR」搭載機で、ハイライト部が白とびしない条件で撮影した画像データを信号処理することで、ハイライト側の豊かな階調表現を実現したとのことである。実は私の1号機コンデジはこのスーパーCCDハニカムの第一世代で、今考えてみれば第5世代になりノイズの多さは相当減っていた。この「HR」の他にも「SR」や2009年現在では「EXR」なんていうすごいものまで開発されてる。EXRが出る直前は第8世代まで開発されていた。このCCD・CMOS談義に入ってしまうと横道にそれてしまうのでこの話題はまたにします。
本題に戻ると、CCDが大きければ明るい画が撮れ、また高感度ノイズにも強くなる。今となってはようやく定着してきた高感度の重要性も、これ以前の私のような一般素人にはわからなかった。このF11を買って使って私が覚えたカメラの大切な要素の一つだった。(撮像素子、高感度と画素数戦争の終焉については、またどこかで書きたいですね。ジャパネット○か○と戦う気分です♪笑。冗談です。○か○さん大好きですよ。)
全然話はまとまっていないけれど、とにかくこの新型を携えていろいろ撮っていた。今はユカに貸しているけれど、新しいコンデジ買ったみたいだから返してもらってまた楽しもうかな・・・
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まず夜景の綺麗さにびっくり(あくまで従来比)
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意外にコンデジってデジ一よりも自然な写真なのかも・・・?
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色の自然さも大切です
FUJI fine pix F11 
高感度に強いと被写体ブレしにくいね
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室内で雰囲気を損なわないようにノンフラッシュは私の大切なスタイル