コンデジの時代〜FUJI fine pix F11 その1〜

2006年3月。1年ほど使っていたFUJI fine pixz01だったが、プリントした時のネムたさや暗さに気づき始めてもっと画質をくっきりさせたいなんて思って買い替えた。デジタルにデジタルっぽく無さを求める私の無謀な欲もここから始まってしまったのかもしれない。
よりよいものを考えた時にまず考えるのはカタログスペック。当時カメラの原理について無知であった私は他の家電と同じように性能比較する以外に方法がなかったのだけど、これが以外にも勉強になった・・・ような気がする。
単純に比較して数値が高い部分があればそこが所謂「画質」に影響しているのではないかという素人考えだ。(デジタル時代の弊害か、私の中で銀塩主流となった今では、カメラについてはスペックでは語れない良さ悪さがあることを知っている)
CCDについてはz01が1/2.5型なのに対してF11は1/1.7型。若干大きい。しかしこの素子の「若干」が得られる写真を大きく変えることを初めて知った。またFUJIはスーパーCCDハニカムなる蜂の巣構造(素子を円に近づけることによって記録画素数を増やすことができる)の画期的なCCDを採用していることも知った。このF11は「スーパーCCD ハニカム V HR」搭載機で、ハイライト部が白とびしない条件で撮影した画像データを信号処理することで、ハイライト側の豊かな階調表現を実現したとのことである。実は私の1号機コンデジはこのスーパーCCDハニカムの第一世代で、今考えてみれば第5世代になりノイズの多さは相当減っていた。この「HR」の他にも「SR」や2009年現在では「EXR」なんていうすごいものまで開発されてる。EXRが出る直前は第8世代まで開発されていた。このCCD・CMOS談義に入ってしまうと横道にそれてしまうのでこの話題はまたにします。
本題に戻ると、CCDが大きければ明るい画が撮れ、また高感度ノイズにも強くなる。今となってはようやく定着してきた高感度の重要性も、これ以前の私のような一般素人にはわからなかった。このF11を買って使って私が覚えたカメラの大切な要素の一つだった。(撮像素子、高感度と画素数戦争の終焉については、またどこかで書きたいですね。ジャパネット○か○と戦う気分です♪笑。冗談です。○か○さん大好きですよ。)
全然話はまとまっていないけれど、とにかくこの新型を携えていろいろ撮っていた。今はユカに貸しているけれど、新しいコンデジ買ったみたいだから返してもらってまた楽しもうかな・・・
FUJI fine pix F11 
まず夜景の綺麗さにびっくり(あくまで従来比)
FUJI fine pix F11 
意外にコンデジってデジ一よりも自然な写真なのかも・・・?
FUJI fine pix F11 
色の自然さも大切です
FUJI fine pix F11 
高感度に強いと被写体ブレしにくいね
FUJI fine pix F11 
室内で雰囲気を損なわないようにノンフラッシュは私の大切なスタイル