コンデジの時代〜FUJI fine pixz01 その2〜

コンデジ始めたころに不勉強といえども、自分なりに大事にしたいスペックはあった。その当時の私の言うところでは「色の自然さ」だったかな。
昔から父が写真好きで見てきた写真の記憶があったのだろう。直感的にデジタルで写真と呼べるものを生み出すことが不可能なのは判っていたように思う。
だからプリントして出来上がった画が「写真っぽさ」を残しているようなものが欲しかった。
当時CCDの大きさなんて気にしないから前述のようにスタイリッシュでかっこいいと感じた物を選んだのだけど、店頭のサンプルを見て「自然な感じ」がしたからこれを選んだ。この後も私のコンデジはフジが主流になる。それはやっぱり自然な発色、立体感が私の視覚を刺激してくれたからであろう。
FUJI fine pixz01
こういうドレスみたいな写真で微妙なグラデーションを再現しようと努力しているフジの画作りへのこだわりが好き。
後に覚える「ダイナミックレンジ」という言葉への入り口だった。
FUJI fine pixz01
私が撮ると白とびも黒つぶれもひどいんだけどね(笑)